カデナが豪快な末脚で人気のヴァナヘイムを降した京都2歳Sは予想は◎回収は▲でした


 
良血ヴァナヘイムが1番人気になった京都2歳S。確かに強そうなんですよね。前走萩Sで超スローの展開で差し切れなかったけど、それが逆に大物感を醸し出したりしてる気も。その萩Sを勝ったプラチナヴォイスが2番人気。未勝利戦を「差し」でレコード勝ちし、OP萩Sは2番手からの抜け出し。自在脚質は魅力。
 
そんな中、僕が本命にしたのは3番人気のカデナ。ここまで1勝2着二回という安定というか勝ちきれないというか。でも3戦全てで最速の上がりをたたき出してるのは魅力的。どことなくトーセンスターダムを思い出す。個人的に信頼感ある福永騎乗ということで本命に。
 
◎カデナ
○ヴァナヘイム
▲ベストアプローチ
△プラチナヴォイス
△アダムバローズ
△ソーグリッタリング
×ダノンディスタンス
 
馬券はカデナから馬連で。ヴァナヘイム、ベストアプローチ、プラチナヴォイスを厚めに、他にも数頭を。あとは、ベストアプローチの前走新馬の走りがとても印象的で、血統的にも父ニューアプローチということで手が動く。ただ上位2頭は強そうなのでワイドで。
 
レースはマイネルザウバアが逃げ、アダムバローズ、プラチナヴォイスが続く。ヴァナヘイム、ベストアプローチは中段。カデナは後方から機を伺うという展開。プラチナヴォイスのセンス良さそうに先行してたので「これはプラチナ勝っちゃうのかな…」と一瞬思ったりもしたけど、直線でダラダラと後退。1,000m62.2秒だからそんなに速いペースではなかったと思うんだけど。
 
直線入り、抜け出したヴァナへイムを大外から豪快にカデナが差し切るというイメージ通りの展開に。そして3着にはベストアプローチが突っ込むという最高な結果。それでプラス2,000円というのが馬券下手な僕らしいと言いますか…。
 
勝ったカデナは強かった。少なくとも兄スズカコーズウェイよりも強そうだ。兄はマイラーだったけど、カデナは今日2,000mを勝ったし、2,400mまでは大丈夫そう。来年のダービー候補だなぁ。
 
ヴァナヘイムも決して弱くない。むしろ強い。前走でプラチナヴォイスに出し抜かれた反省からかプラチナを見るような位置取りからの抜け出し。そこまでは完璧だった。ただそれを意識しすぎてカデナにやられた。萩Sは逃げ切られ、京都2歳は差し切られるという紙一重な結果。残念な結果だけど次も安定して上位争いをしそう。
 
ベストアプローチの今後も楽しみ。素軽い走りで安定して良い末脚を使いそうなので、次も注意してみていこうかと思う。
 
そんなわけで予想的には満足の京都2歳ステークスでした。